トップ画像は、先回と同じ写真ではないのですが、意外に似通ったカットばかり撮ってしまった山陽本線備後赤坂駅。
備後赤坂駅出入口から駅の正面。

駅前には二階建ての赤坂駅自転車駐車場があります。オートバイも駐められていました。

駅舎出入口。モルタルで補修されているので屋根瓦を見ないと木造駅舎という感じはあまりしません。

建物資産標。大正5年6月。備後赤坂駅が開業した時です。

1916年。
自転車駐車場と跨線橋、木造駅舎。

自転車駐車場側から駅舎。この角度が一番「らしい」と思います。

でも、個人的には切妻屋根の破風がのっぺりしているのが気になります。

反対側から。駅舎左の瓦屋根の小さな建物も古そうです。用途はハッキリ分かりませんが物置小屋でしょうか?

アップにするとこちら側の破風には通気口があります。破風がツルッとしているよりも日本家屋っぽいですね。

駅前の軽自動車は筆者が備後赤坂駅にいた27分間、全く動きませんでした。
ホームに戻って跨線橋を下りホームに渡ります。やれやれ、木造駅舎撮影旅で何度も繰り返される重い荷物を持っての跨線橋往復運動です。

跨線橋の古レール、注意喚起で黄色く着色されているのでしょう。背後は自転車駐車場。駅名標とのバランスが気に入っています。

8時38分の山陽本線下り糸崎行が来ました。JR西日本D-27編成、115系の湘南色です。黄色一色の115系ばかり見ているのでとても新鮮です。

次の木造駅舎は糸崎駅です。この駅は乗り継ぎなどで何度もホームには降りていますが駅舎を見るのは初めてです。
【木造駅舎巡礼02】山陽本線25 に続きます。
(写真・文章/住田至朗)