※2020年6月撮影
トップ画像は、西武池袋線東吾野駅を通過する上り特急列車。ホームで下部が見えない001系Laviewには、また別の”不思議さ”を感じます。
前面展望は武蔵横手駅を出ました。

これから何度も蛇行する高麗川を渡ります。まだこの辺りは人家もあって空間も開けています。第2高麗川橋梁と表示がありました。池袋線の橋梁などには丁寧に名称が表示されています。

山間部を走るので風景はほとんどこの様な感じが続きます。写真を見ているのは。いささか退屈かもしれませんが、実際に動く電車から風景を観ている分にはとても気持ち良いのです。

また高麗川を渡ります。今度は第3高麗川橋梁。

とにかく蛇行する谷筋に沿って池袋線も蛇行します。

第4高麗川橋梁を渡りました。勾配標は14.9パーミルの上りを示しています。

少し空間が開けて、S字カーブです。

続けてまたS字カーブ。山の間を走ってゆきます。

虎秀架道橋を渡ります。道路の上の橋梁です。左下は道路が高麗川を越える橋梁です。

続いて第6高麗川橋梁。

単線が分岐して駅の様です。踏切と人家もあります。

武蔵横手駅から2.5kmで東吾野駅。手前に構内踏切、写っていませんが右側の駅舎に渡っています。

東吾野駅は島式ホーム1面2線です。遊園地のパラソルの様な上屋がユニーク。

ホームも微妙にS字カーブしています。駅の先は、また左にカーブします。

周囲は山に囲まれていますが人家も見えます。

2017年(平成29年)6月に”旅するレストラン「52席の至福」”の取材を鉄道チャンネルMCの柏原美紀さんと一緒にさせていただいた時、筆者は初めて池袋線・西武秩父線で西武秩父駅まで行ったのでした。美味しい料理と西武秩父駅では駅前温泉「祭の湯」にもゆっくり浸かって最高の”至福”でした。

その時この東吾野駅で列車交換の停車時間があったので駅前で一服深呼吸をしました。その時以来の東吾野駅を【駅ぶら】します。駅前以外は、もちろん初めてです。
(写真・文章/住田至朗)