※2020年8月撮影
トップ画像は、JR西日本岩徳線玖珂駅。オリジナルの駅舎部分です。
現在は、トンガリ屋根から左部分がオリジナル駅舎の駅事務室部分に増築され岩国市の高齢者生活福祉施設「玖珂町はつらつハウス」になっています。
駅舎全体、右の屋根瓦が異なっている部分がオリジナルの玖珂駅木造駅舎です。あまり覗き込むワケにもいかないので、ハッキリと分かりませんが「玖珂町はつらつハウス」に人の気配は希薄でした。
とは言え、とても丁寧に増築されているので、本来の駅舎部分と増築部分の違和感は最少になっています。古い木造駅舎の活用方法としては秀逸だと思います。
訪問したのは、2020年8月21日(金)。この日の山口県の最高気温は、何と38.6℃でした。ハッキリ言って「レンタカーから降りて駅を撮影、汗でビチャビチャになってレンタカーの車内で冷風を浴びながら移動」これを反復して、すっかり体調がおかしくなりました。夏の木造駅舎撮影ツアーは、マジで高温との闘いだったのです。(笑)
駅前広場にはタクシーが停まっていました。運転士さんたちはエアコンつけた車内です。流石に38.6℃の車外には出てきません。
駅舎出入口に建物財産標があります。昭和9年(1934年)の建造です。
簡易委託駅で駅員さんがいます。入場券を買って構内を撮影しました。
JRきっぷ運賃の案内。岩徳線に赤で印を付けた木造駅舎6駅を撮ります。
待合室。日影ですが熱風が吹き抜けています。ここで3時間列車を待つのは、ちょっとした拷問です。
時刻は午前十時。徳山方面の下り列車は、8:46から3時間以上なく11:52。その次は約2時間後、13:40。
ホームに出ました。跨線橋があります。
ありゃ、跨線橋は閉鎖されています。つまり駅舎側の単式ホームだけの棒状駅です。
改札口の前から。次の列車は2時間以上来ません。徳山方面です。
では、駅の外にある跨線橋を渡ってみます。
(写真・文章/住田至朗)



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