※2020年8月撮影
トップ画像は、JR西日本宇部線床波駅。
【木造駅舎巡礼】も東海道本線、山陽本線、呉線、岩徳線に続いて宇部線です。
撮影日は2020年8月22日(土)。この日の朝、岩国駅を出発、山陽本線の木造駅舎を撮りながら新山口駅まで来たところで、宇部線に乗換えました。最初の木造駅舎は床波駅です。
新山口発宇部行の普通列車が床波駅下りホームに着きました。

相対式ホーム2面2線、下り線側ホームに駅舎があります。

上りホームの駅名標。

床波駅は、1923年(大正12年)宇部鉄道(宇部軽便鉄道が社名を変更したもの)の駅として開業。1943年(昭和18年)国有化。国鉄分割民営化でJR西日本に承継され、2002年(平成14年)業務委託駅から簡易委託駅を経て、2012年(平成24年)からは無人駅です。
駅舎に古い温度計がありますが、肝心の温度を測るガラス棒が失われていました。その上に建物財産標。大正12年(1923年)7月、駅が開業した時の建造です。

跨線橋で上りホームに行きます。

実は、小野田線で床波駅に降りた時から遠くで雷がゴロゴロと不吉な低音を響かせていました。
新山口駅方面を見ています。

こちらは宇部駅方面。周防灘は左側です。

木造駅舎がよく見える位置から。駅舎のある側が海です。駅前広場があります。

上りホームから駅舎。屋根瓦が新しく葺き替えられたのでしょうか、とてもキレイです。

ホーム側の駅舎正面。改札口の左は待合室、右の駅事務部分は閉ざされています。

上りホーム新山口駅側から。

遠雷にビビっていますが、次回は駅舎内を見ます。
(写真・文章/住田至朗)