※2020年8月撮影
トップ画像は、宇部線宇部岬駅の出入口。郵便ポストの代わりに公衆電話ボックス。
駅舎内から改札口。上り列車が来ました。無人駅になってから8年経ちますが窓口は、ほぼそのまま残されています。

待合室は、あまり広くはありません。

またまた眠たい(ピントの緩い)写真ですみません。乗車券簡易自動販売機が設置されています。駅舎内に時計がないのは珍しい様な気がします。

待合室の椅子は壁際に6人分。

元はキオスクがあったのでしょうか。アンパンマンの自販機がかわいい。

自販機の右に事務デスクが置かれていて、タクシーを呼ぶ電話機がありました。

JRきっぷ運賃の案内。盲腸線に乗るために長門本山駅に行ったことがあります。雀田駅の木造駅舎がなかなか良かったコトを思い出しましたが、今回小野田線の木造駅舎は撮っていません。山口線を含めて今後の宿題です。

駅出入口、駅前広場はロータリーになっています。

駅出入口。駅舎本屋の瓦屋根に愛して平入りの出入口の切妻屋根はトタン葺きです。

建物財産標を発見。

1923年と言えば何と言っても関東大震災が発生した年です。駅の開設された8月には司馬遼太郎さんが誕生しています。関東大震災は9月1日に発生しました。しかし、司馬さんが物故されてもうすぐ四半世紀が経とうとしているなんて、何だか信じられない気分です。
駅舎の南東側から。大きなシュロの木があります。

その手前は駐輪場になっていました。この角度からですと、半切妻の部分が分かります。

北西側は立入禁止なので少し離れた場所からです。切妻壁のツートンカラーは、新たに白い外装材が貼られている様です。

駅前ロータリーの植栽の反対側から。

では、宇部線最後の木造駅舎に向かいます。
(写真・文章/住田至朗)