※2020年11月撮影
トップ画像は、国分寺駅からすぐの都立殿ヶ谷戸庭園の添水(そうず=ししおどし)。なかなか凝った高雅な佇まいでした。
都立の優美な庭園を出て南に歩きます。横は都立殿ヶ谷戸庭園の一部が市民の公園(もちろん無料)になっています。

国分寺崖線の部分を道路が斜めに下って国分寺街道に合流します。国分寺崖線は、太古の昔に多摩川が武蔵野台地を削った約30km続く河岸段丘です。今でもその約35%に雑木林が残り、野鳥などの貴重なすみかになっています。武蔵小金井、筆者の実家近くの「はけ」でも夏夕方になると大好きな蜩(ひぐらし)が鳴きます。

国分寺市内の恋ヶ窪辺り、国分寺崖線の湧水に源を発する野川が流れています。野川を渡る不動橋。

不動橋のたもとに庚申塔と不動明王と刻まれた石碑がならんでいます。

延享二年(1745年)二月十八日と庚申の日の記年銘のある庚申塔。

不動橋の横に野川の説明があります。多摩川の支流です。

度々言及していますが、筆者の実家から武蔵野公園を流れる野川は徒歩数分。桜の時期は多くの人が訪れます。

これが不動橋からの野川、上の写真の辺りまで、ここから数キロでしょうか。

国分寺駅に戻ります。この時期は落ち葉を集めるのがタイヘンそうですね。

国分寺駅南口に戻ってきました。

ようやく多摩湖線に乗ります。

南北自由通路の反対側には国分寺線のりばもあります。こっちからだと多摩湖線まで遠回りになるので要注意です。

ではメインの改札口から乗ります。

この国分寺駅(国分寺線・多摩湖線)、萩山駅(多摩湖線・新宿線・拝島線)、小川駅(拝島線・国分寺線)、東村山駅(新宿線・国分寺線・西武園線)を巡る路線は、この運賃表を参照いただくのが最も分かり易いと思います。

【駅ぶら】は西所沢駅から狭山線で西武球場前駅、そこから山口線”レオライナー”で西武遊園地駅まで来ました。
多摩湖線で国分寺駅から西武遊園地駅に向かいます。その後、再び国分寺駅から国分寺線で東村山駅、東村山駅からは西武園線で西武園駅という順番でまわります。
では、次回に続きます。
(写真・文章/住田至朗)