※2021年4月撮影
トップ画像は、日豊本線清武駅。アルファベットの駅名表記だけというのは珍しいです。
大きな駅前ロータリーの反対側から撮影しています。
駅前ロータリーの南側から。
日向住吉駅もそうでしたが、ベースになったオリジナル駅舎が古くても改修によってモダンな佇まいになります。この清武駅もそうなのでしょうか。しかしモダン過ぎるかなぁ。
お約束の郵便ポストと電話ボックスはあります。
宮崎市の広報誌「市広報みやざき」に「みやざきタイムマシン」というコラムが掲載されているのですが、平成26年2月号に昭和40年代の清武駅の写真が載っていました。
このページには「国鉄の民営化が始まった昭和62年に新築された」と記載されています。ネット上の複数のページでは旧駅舎を改修したと書かれています。現在の駅舎を見る限り「劇的に変貌」していますが、どちらとも言える様な気もします。1987年の新築ならば、築34年です。
駅舎出入口には建物財産標などは見つかりませんでした。
待合室には鯉のぼりが飾られていました。撮影日は2021年4月5日なのでちょっと気が早いかもしれません。
待合室から駅窓口側。駅を訪れたのは正午過ぎでした。
近距離きっぷ運賃表で清武駅の位置を確認します。大まかに言えば、小倉から南下してきましたが宮崎駅、南宮崎駅を越えて清武駅辺りから西に進行方向を変えます。
改札口の外にICカードのチャージ機が設置されています。
やはり古いタイプの駅名標があります。
跨線橋の途中から木造駅舎。下り方面を見ています。
上り側には単線になって清武川を渡る橋梁があります。この路線開通時の古いトラス(大正5年汽車製造会社製)があるので歩いて観に行けば良かった。
跨線橋から駅舎。やはりオリジナル駅舎の改修かもしれません。改札口の前にかつての構内踏切のゲートが残っています。
ホームから駅舎。正面に構内踏切のゲートがあります。
島式ホームはあまり幅広くはありません。
駅名標は駅の外から撮りました。
清武駅は、1915年(大正4年)鐵道院が開設。宮崎県営鉄道に貸与しました。翌年県営鉄道が国有化されます。国鉄分割民営化を経てJR九州に継承されました。
では鹿児島駅に向かって次の木造駅舎に進みます。
(写真・文/住田至朗)
※木造駅舎などJR九州さんの許可をいただいて撮影しています。
※駅などについては『JR全線全駅』(弘済出版社/1997)、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地01-60』(朝日新聞出版/2012-2013)他を参照しています。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。



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