リニューアルされた駅舎です【木造駅舎コレクション】047の画像はこちら >>

※2021年4月撮影

トップ画像は、指宿枕崎線二月田駅ホームの下り快速「なのはな」指宿行。筆者はホームに降りたところです。

今回はロードムービー風に撮影した順番に写真を列べることにします。

単式ホームを駅舎の方に行きます。

リニューアルされた駅舎です【木造駅舎コレクション】047
※2021年4月撮影

当初は薩摩今和泉駅で降りるつもりでしたが、先に二月田駅まで行って上り列車で薩摩今和泉駅に戻る方が駅での待ち時間が短くて済むことが分かりました。

当初予定では8:49に薩摩今和泉駅到着。次の下り列車は9:51の指宿行、駅で62分時間があります。二月田駅には9:59着。次の上り列車は10:09なので10分では撮影時間が足りません。次の11:09ですと駅で70分あります。そして鹿児島中央に戻ると12:18です。

一方、先に二月田駅に来るパターンでは、8:56に着いて、39分撮影して9:35の上り列車で薩摩今和泉駅に9:41に到着。37分撮影して10:18の上り列車に乗れば11:30には鹿児島中央駅です。単純に48分間、駅で過ごす時間を短縮できます。

それにこの日は、鹿児島中央駅に戻ってから鹿児島本線の川内駅までの木造駅舎を撮る予定を組んでいました。

・・・という理由で指宿駅に向けて出発する下り快速列車を見送ります。

リニューアルされた駅舎です【木造駅舎コレクション】047
※2021年4月撮影

ホームから鹿児島中央駅方面。

リニューアルされた駅舎です【木造駅舎コレクション】047
※2021年4月撮影

駅名標。イラストは、島津家のお殿様が好んだ温泉があったことから湯気と島津家の家紋が組み合わされています。

リニューアルされた駅舎です【木造駅舎コレクション】047
※2021年4月撮影

二月田駅は、1934年(昭和9年)鉄道省によって設置されました。国鉄分割民営化でJR九州に継承され2015年(平成27年)無人化。現在の駅舎は、1952年(昭和27年)に改築されたものです。喜入駅同様、大幅にリニューアルされています。古い駅舎の写真は見ていませんが喜入駅の現状から想像するには、どの程度オリジナルの姿をとどめているか分かりません。

駅舎正面。ステンドグラスが目立ちます。

リニューアルされた駅舎です【木造駅舎コレクション】047
※2021年4月撮影

南側から駅舎。この佇まいは大幅にリニューアルされていますね。

リニューアルされた駅舎です【木造駅舎コレクション】047
※2021年4月撮影

北側。電話ボックスはありますが郵便ポストは見当たりません。

リニューアルされた駅舎です【木造駅舎コレクション】047
※2021年4月撮影

駅舎に入ると待合室には作り付けのベンチと長いデスクにお花。右は乗車券販売機。

リニューアルされた駅舎です【木造駅舎コレクション】047
※2021年4月撮影

待合室の奥から窓口。無人駅です。

リニューアルされた駅舎です【木造駅舎コレクション】047
※2021年4月撮影

元窓口は壁になっています。

リニューアルされた駅舎です【木造駅舎コレクション】047
※2021年4月撮影

近距離きっぷ運賃表で位置を確認できます。

リニューアルされた駅舎です【木造駅舎コレクション】047
※2021年4月撮影

この木製の改札口が良いです。

リニューアルされた駅舎です【木造駅舎コレクション】047
※2021年4月撮影

ホームから改札口。

リニューアルされた駅舎です【木造駅舎コレクション】047
※2021年4月撮影

上り列車が来ました。嬉しいコトにキハ40系4両編成です。先頭車両はキハ47 8056。

リニューアルされた駅舎です【木造駅舎コレクション】047
※2021年4月撮影

大好きなキハ40系に乗って薩摩今和泉駅に向かいます。

(写真・文/住田至朗)

※木造駅舎などJR九州さんの許可をいただいて撮影しています。

※駅などについては『JR全線全駅』(弘済出版社/1997)、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地01-60』(朝日新聞出版/2012-2013)他を参照しています。

※鉄道撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。

編集部おすすめ