※2021年09月撮影
トップ画像は、中央本線倉本駅。
筆者は。
撮影の最後に右の国道19号線と一緒に撮ったカットです。駅を表示する案内表示はどこにもありません。既に場所が分かっているので駅への坂道が分かりますが、国道を周囲の流れに合わせて走っている時に発見することはかなり困難です。自転車がすれ違う事もできない様な細い小径が駅への出入口とは予想外でした。もちろん、筆者の迂闊な先入観がNGです。

※2021年09月撮影
結局、国道で次の信号に「倉本」と表示されていたので先の方でUターンして戻って右折。駅舎の無い上り名古屋方面ホームへの階段を発見。ようやく、倉本駅にたどり着きました。
しかし、駐輪場がある草ボウボウの細い坂道が駅へのアクセスだとは駅舎を見るまで信じられませんでした。まぁ、架線が見えるので鉄道とは分かるのですが・・・。右上に見えるのは信号か電気系の設備の様です。

まだ駅舎は見えません。

ようやく駅舎が見えて、ホッとしました。

この時点で思わず「おお!」と言ってしまいました。

このカットだけ見る分には「ふつうの小さな木造駅舎」です。

倉本駅は、1914年(大正3年)立町信号所として開設されました。1922年(大正11年)立町信号場に改称。1948年(昭和23年)駅に昇格、倉本駅が開業。旅客営業のみの駅です。1984年(昭和59年)駅員無配置駅になります。1987年(昭和62年)国鉄分割民営化でJR東海に継承されました。
駅舎手前、下り塩尻方面ホームへの階段。上りホームへは駅外のトンネルを通って行く様に書かれています。

その場所から西側、国道19号線の向こうに木曽川が流れています。中央アルプス空木岳(2,864m)登山口の案内があります。中央アルプスの反対(東)側には飯田線の駒ヶ根駅があります。

登ってきた国道からの坂道。左に駅のトイレがあります。

北側、トイレの前から駅舎。正面の駅名標は狭くて撮れません。

駅舎の南側。

こちらにも国道に降りる細い坂道があります。

途中まで降りて駅舎を見上げています。

降りると、ココです。

※鉄道の撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいています。
(写真・文章/住田至朗)