長崎電気軌道の北の端、「赤迫」の一つ手前にあたる「住吉」電停の目の前で、路面電車を眺められる五島うどんのお店を見つけました。
お店の名前は「つきみ亭」。
「まだ食べられます?」
「いいよ、入って」
店内にはカウンター席、テーブル席、お座敷席があり、窓からは行き交う長崎電軌の車両が見えます。トレインビューを狙ったわけではなさそうだけど、様々な広告でラッピングした車両はどれもカラフルで、運転本数も多いので見ていて飽きません。
五島うどんは長崎の特産品。武蔵野うどんのような極太の麺とはまるで異なり、その細さは素麺にもたとえられるほど(個人的には、たとえるなら「スパゲッティ」かなと思っています)。焼きあご(あごはトビウオのこと)のだしが有名ですが、この日はどうしてもざるで締めたかったので、梅も追加してつるりと美味しくいただきました。疲れた身体と胃に優しい味でした。
次に訪れた時は温かいおうどんをいただきたいですね。