江ノ島電鉄全駅で今春「タッチ決済」導入　VisaやJCBなど複数ブランドに対応
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神奈川県の藤沢～鎌倉を結ぶ江ノ島電鉄では、2023年4月以降、クレジットカードなどの「タッチ決済」による鉄道乗車ができるようになります。

対象は全駅。

三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用し、観光地として国内外の利用者に人気高い「鎌倉」「長谷」「鎌倉高校前」「江ノ島」だけでなく、住みたい街としても人気が高い「湘南海岸公園」「鵠沼」「藤沢」など、無人駅を含む江ノ島電鉄線全ての駅にタッチ決済用改札機を設置します。

決済ブランドは「Visa」「JCB」「American Express」「Diners Club」「Discover」で、「銀聯」と「Mastercard」も追加予定です。

江ノ島電鉄によれば、タッチ決済対応のカード（クレジット・デビット・プリペイド）やスマートフォンなどでの支払いを可能にすることで、非接触やチャージ不要のニーズに対応し、地域住民や国内外からの観光客の利便性向上を図るといいます。

また、これに先立つ3月1日から「江ノ電バス 羽田空港リムジンバス」でもVisaのタッチ決済を導入、こちらも複数のカードブランドに対応する予定です。

東急電鉄もタッチ決済導入を発表済み

首都圏では、すでに東急電鉄がクレジットカードのタッチ決済を活用した乗車サービスを実施すると発表済みです。こちらは2023年夏ごろから田園都市線を中心とする一部の駅で先行する予定となっており、首都圏でのタッチ決済による鉄道乗車は江ノ電が初となる見込みです。

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