住宅街に庚申塔がありました【駅ぶら05】京成押上線280
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※2023年3月撮影

トップ画像は、四つ木公園の北、住宅街にひっそり佇む庚申塔。電柱の住所表示は葛飾区四つ木一丁目33。

青面金剛像は分かりますが石塔の上部は欠損しています。全体にかなり摩滅がすすんでいて足下の邪鬼らしきものは形を失っています。三猿も分かりません。

住宅街に庚申塔がありました【駅ぶら05】京成押上線280
※2023年3月撮影

ネットなどでは「葛飾区の資料には宝永3年（1706）」などと散見します。おそらく200年以上を経たものでしょう。

庚申塔から西に歩いて「まいろーど四つ木商店街」に出ました。四ツ木駅330ｍと道路案内があります。

住宅街に庚申塔がありました【駅ぶら05】京成押上線280
※2023年3月撮影

さらに西に歩くと天台宗西光寺の門前です。

住宅街に庚申塔がありました【駅ぶら05】京成押上線280
※2023年3月撮影

右に葛飾区の案内看板「史跡葛西三郎清重の遺跡」があり、それを読みました。この西光寺は鎌倉時代の豪族葛西三郎清重の居館跡。嘉禄元年（1225）清重が天台宗超越山来迎院を創建したと書かれていました。

西光寺の南に「四つ木つばさ公園」があります。

住宅街に庚申塔がありました【駅ぶら05】京成押上線280
※2023年3月撮影

ここに主人公の銅像、「キャプテン翼　銅像めぐりマップ　四ツ木編」③大空翼像があります。公園の名前も「つばさ公園」です。

住宅街に庚申塔がありました【駅ぶら05】京成押上線280
©︎高橋陽一／集英社

※2023年3月撮影

早咲きの彼岸桜でしょうか。満開の濃い桜色に見とれました。

住宅街に庚申塔がありました【駅ぶら05】京成押上線280
※2023年3月撮影

「まいろーど四つ木商店街」に戻ります。

住宅街に庚申塔がありました【駅ぶら05】京成押上線280
※2023年3月撮影

昭和54年（1979年）創業というワンコイン（500円）の海鮮丼屋さんがあったのでお昼ご飯を調達。すごく種類が豊富です。

住宅街に庚申塔がありました【駅ぶら05】京成押上線280
※2023年3月撮影

マグロ漬け丼（税込540円）を買って公園に戻り花見をしながら食べました。500円（税別）とは思えないマグロの量でした。美味しかったですよ。

住宅街に庚申塔がありました【駅ぶら05】京成押上線280
※2023年3月撮影

店舗のオーナーさんに撮影と商品掲載の許可をいただきました。この時点で迂闊なコトに全国展開のチェーン店と認識していませんでした。

筆者の生活圏にお店が無いのです。

（写真・文/住田至朗）

※駅構内などは京成電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者･関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます｡

※参照資料：『京成電鉄85年の歩み』（1996年/総務部編）『京成電鉄100年の歩み』（2009年/経営統括部編）他

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