北陸新幹線で使用されるE7系・W7系(写真:ヒロキ / PIXTA)

鉄道・運輸機構は2023年7月21日、2024年春に延伸開業予定の北陸新幹線 金沢~敦賀間でJR西日本と共同で走行試験を実施すると発表しました。

試験の目的は土木構造物・軌道・電車線・信号設備などの機能を確認するためです。

走行区間は金沢駅~敦賀駅間(敦賀車両基地まで)、試験期間は2023年9月23日(土) ~ 12月9日(土)まで。期間中にのべ40日ほど走行試験を行います。走行本数は1日に1往復程度で、主に北陸新幹線営業終了後の夜間時間帯に行われます。

走行速度は30km/h ~ 260km/h。低速度から始め、段階的に速度を上げていきます。走行試験に使用する車両は新幹線電気・軌道総合検測車(イーストアイ)と新幹線W7系電車です。

北陸新幹線の延伸区間約125kmのレールはすでに敷設が完了しており、2023年5月27日には芦原温泉駅でレール締結式が行われています。

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