※2023年11月撮影
トップ画像は「東京競馬場」東門を出て「競馬場通り」北側を西に400メートルほど歩いた所にある「馬霊塔」「馬頭観世音菩薩」。
「府中観光協会」に拠れば「馬霊塔は、競走馬の供養のために建てられたもので、左右に十数基の墓石が並んでいます。
競走馬たちの墓石がならんでいます。
筆者が競馬に詳しくないので残念ですが馬名は分かりません。
隣の「馬頭観世音菩薩」の前には「東京競馬場」の厩舎が奉納した幟がたくさんならんでいます。
「馬頭観世音菩薩」です。
「京王線」の【駅ぶら】101で訪ねた「調布不動尊 常性寺」の「石仏馬頭観音」も怖ろしい形相で手が8本ありました。「JRA競馬博物館」と同じ馬事文化財団「馬の博物館」の『秋季特別展 馬頭観音信仰のひろがり』(1992)などに拠れば、一般的に観音菩薩は女性的な穏やかな表情ですが、馬頭観音は怖ろしい憤怒の相なのです。
脇に同じ姿ですが、少し小ぶりの「馬頭観世音菩薩」もありました。
厩舎の奉納した赤い幟もならんでいます。
「馬頭観世音菩薩」の西隣に小さな鳥居と小屋があります。
マップには「妙顕神社」と表示されています。しゃもじがたくさんならんでいました。ネットなどでは、かつては「東京競馬場」の敷地にあったのが競馬場建設で当地に移されたと書かれていました。
赤い鳥居の奥にも小さなお社。詳細は分かりませんが神様にご挨拶しました。
次回は「天神坂」を上ります。
(写真・文/住田至朗)
※駅構内などは京王電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。
※参照資料
・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)
・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他
下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました
・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)
・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)



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