※2024年4月撮影
トップ画像は2024年4月14日日曜日、井の頭公園池の北側、葦島と七井橋を見ています。手前には葦島の再生と生物の案内板。
これが葦島の案内板。前々回葦島に休むアオサギが写っていました。
池の西端に向かって歩きます。そこにこの池の源流になった湧水があります。
「井の頭池情報板」もありました。池で増えた外来種を除去した結果、固有種が戻ってきていることが説明されています。池が「ボート池」目の前の「お茶の水池」、そして弁天様のある「弁天池」と呼ばれていることが分かります。
4月14日ですが、まだ辛うじて花見ができます。
「井の頭公園駅」から760m、ボート乗り場から290mです。
ボート乗り場と七井橋が遠くに見えます。高い木がならんでいますね。
橋の名前は分かりませんが「お茶の水池」の西の端。
ここにかつては地下水が湧き出て公園の池を作りました。近隣の都市化・住宅化で湧水は枯れ、現在は地下水をポンプで汲み上げています。案内札には「徳川家康がこの池の湧水を関東随一の名水とほめてお茶をいれたという伝説から「お茶の水」という名が付いたともいわれています。」と書かれています。
橋の上から「お茶の水池」。右に「井の頭自然文化園」(入場有料)があります。筆者は学生時代にここの水棲生物館(水族館)が好きで(入場料も高くありません)何回も見学しました。一人で静かにこの池で暮らす水棲生物たちの美しい水槽を眺めているのは、他に換え難い時間でした。
次回は弁天様に詣ります。
(写真・文/住田至朗)
※駅構内などは京王電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。
※参照資料
・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)
・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他
下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました
・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)
・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)



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