※2023年4月撮影
トップ画像は前面展望。各駅停車吉祥寺行は「井の頭公園駅」を出発します。
線路の左側は井の頭公園の東端です。
井の頭公園池から流れ出す神田川を鉄橋で渡ります。
既述の様に、井の頭線は1933年(昭和8年)8月、帝都電鉄が「渋谷駅」から「井の頭公園駅」までを開業。翌1934年(昭和9年)4月「吉祥寺駅」まで延伸され全通しました。
帝都電鉄は小田急電鉄と合併した後、戦時下で当時の京王電気軌道などと共に東京急行電鉄(大東急)に合併されます。
戦後各社が大東急から分離独立した際に「井の頭線」は京王電気軌道の傘下となり社名も京王帝都電鉄に変更されました。1998年に現在の京王電鉄に改称されています。
右にカーブして住宅街をぬけてゆきます。
水門通りの踏切をこえると直線です。
「井の頭公園駅」から「吉祥寺駅」までの駅間は、0.6kmです。
「吉祥寺駅」に近づくと左にカーブします。
「吉祥寺駅」が見えて来ました。
シーサス・クロッシングがあります。高架下は井の頭通りです。
相対式ホーム2面2線、各駅停車は1番線ホームに到着します。
1971年(昭和46年)から実家が「JR中央線」に引っ越した1977年(昭和52年)までの6年間「久我山駅」から「吉祥寺駅」は、筆者のメイン通学路でした。
懐かしい、と言うよりも変化の方が目についてしまいます。「吉祥寺駅」は、少し広く・長く・キレイになりましたが、基本的にはあまり変わっていません。
(写真・文/住田至朗)
※駅構内などは京王電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。
※参照資料
・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)
・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他
下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました
・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)
・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)



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