鉄道会社の利用促進作戦で定番中の定番がウォーキングイベント。「駅からハイキング」などのネーミングで各社がシリーズ化、毎回参加する熱心なファンも多い。
ウォークイベントの参加者はファミリーやシニアが中心だが、京成グループでは一ひねりした鉄道ファンにアピールする企画が目白押しだ。
北総鉄道が、2025年5月24日深夜から翌25日未明に開催するのが大人向けと銘打った「ナイトウォーク」。24日の運用を終えた列車の留置作業や駅の終業業務を見学。その後、車両基地に徒歩で移動して、夜間撮影会でレアなシャッターチャンスを提供する。
2024年11月に実施して好評だったイベントの続編。当日は印旛日本医大駅22時40分ごろ集合で、引き上げ線に入る列車に乗車。駅ではドーム状の上層階を見学する。駅のドーム階は通称「展望台」。高さ30メートル以上で、ビル10階相当するという。
次いで、線路わきの通路を約1.5キロ歩いて印旛車両基地に入る(移動用バスも用意)。基地では留置線に並ぶ車両を撮影。北総は京成などの車両にも〝ゲスト出演〟してもらい、貴重な撮影機会を演出する。
参加できるのは18歳以上(有料)。「ディスカバリーほくそう」サイトで申し込みを受け付ける。
京成グループからはもう一題、「第8回京成グループウォーク」のニュースも発信される。
京成(第95回京成電鉄さわやかウォーク)、北総(第53回北総ウォーク)、関東鉄道(駅からウォークin竜ケ崎)を2025年4月15日~6月8日に期間を重ねて開催。3社すべてに参加すると、先着順にノベルティグッズをプレゼントする。
コースは、京成がお花茶屋~柴又間9キロまたは11キロなど。
「ほくそう春まつり2025」今週末に
また、北総は今週末の2025年4月20日、千葉県印西市のイオンモール千葉ニュータウン中央(駐車場)で、恒例の「ほくそう春まつり2025」を開催する。イオンモールは千葉ニュータウン中央駅前。
鉄道ファン目線では、北総のほか大井川鐵道、伊豆箱根鉄道、関鉄、首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)、埼玉高速鉄道、千葉都市モノレール、富士山麓電気鉄道、流鉄、北越急行の鉄道10社が鉄道むすめで共演。新商品の「コラボレーションクリアファイル」を会場ブースで売り出す。
記事:上里夏生



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