夏の終わり、秋の訪れを感じる2025年9月。JR東日本は、首都圏の各地から「国営ひたち海浜公園」の最寄り駅・勝田まで乗り換えなしでアクセスできる便利な臨時列車「夏の海浜公園号」を運行します。
9月13日・14日・20日に、高崎・川越・君津の各駅と、茨城県の勝田駅を結ぶ臨時列車が運行され、全区間でE653系7両編成(全車指定席)が使用されます。
夏の海浜公園号2025 高崎号/川越号/君津号
各列車の往路のダイヤ・途中停車駅は以下の通りです。
夏の海浜公園高崎号(9月13日/土 運転)
高崎7:22発 → 本庄/熊谷/鴻巣/上尾/大宮/南浦和/南越谷/吉川美南/水戸 → 勝田10:16着、復路は勝田16:07発→高崎19:11着
夏の海浜公園川越号(9月14日/日 運転)
川越8:03発 → 大宮/南浦和/南越谷/吉川美南/水戸 → 勝田10:16着、復路は勝田16:07発→川越18:20着
夏の海浜公園君津号(9月20日/土 運転)
君津7:38発 → 木更津/袖ヶ浦/五井/蘇我/海浜幕張/西船橋/水戸 → 勝田10:16着、復路は勝田16:07発→君津18:54着
復路は、いずれも同日16:07に勝田を発車し、各発駅へ戻るダイヤとなっています。

予約方法・料金
「夏の海浜公園号」は全席指定ですので、事前に予約をする必要があります。
JR東日本のインターネット予約サービス「えきねっと」や主な駅の指定席券売機やみどりの窓口で予約が出来ます。「えきねっと」での予約の場合には、各列車の運転日で出発駅~到着駅と、出発時刻を指定して検索してください。
普通席特急券と乗車券との片道の大人合計金額は、高崎~勝田が5,790円、川越~勝田が5,240円、君津~勝田が5,240円です(各種の割引が無い場合の参考価格)。
国営ひたち海浜公園
「国営ひたち海浜公園」は、茨城県ひたちなか市の太平洋岸にある、総面積が350ha、東京ディズニーランドの7倍程度の面積を持つ大きな公園です。8月中旬から9月下旬頃までは「緑コキア」が、10月上旬頃になると次第に緑から赤に変わっていき、10月半ば頃には赤く染まるコキアを楽しむことができます。

春はネモフィラやチューリップ、初夏にはポピーやバラ、夏はジニア、ヒマワリ、秋にはコキア、コスモス、冬のアイスチューリップなど、彩り豊な花々を四季を通じて楽しめます。海抜100mからの眺望を楽しめる大観覧車をはじめ、ジェットコースターなど多彩なアトラクションが揃う遊園地「プレジャーガーデン」や、林間アスレチック広場、バーベキュー広場など様々な楽しみ方ができる公園です。季節ごとの花の開花情報は「国営ひたち海浜公園」のホームページをご確認ください。
首都圏の様々な場所から、乗り換えの手間なくひたち海浜公園へアクセスできる「夏の海浜公園号」。
10月の燃えるような紅葉シーズンとはまた違う、生命力あふれる「緑のコキア」の絨毯が楽しめるのは、この9月だけの特権です。往復ともに便利なダイヤ設定なので、日帰りでもゆっくりと公園散策を満喫できるでしょう。季節の変わり目にしか見られない特別な景色を探しに、この機会にぜひ出かけてみてはいかがでしょうか。
(画像:公園財団、PIXTA)
(旅行や観光に役立つ情報をお届け!鉄道チャンネル)