小田急グループが「タッチ決済」導入拡大 インバウンド受け入れ...の画像はこちら >>

小田急グループがクレジットカードやデビットカードなどによるタッチ決済サービスを拡大します。すでに江ノ電や箱根ロープウェイ・箱根海賊船では導入済みですが、2025年秋から箱根登山バスなどへ新たに導入。

小田急線では2026年春頃に全駅で使用できるようになる見込みです。

小田急グループが「タッチ決済」導入拡大 インバウンド受け入れ環境整備へ
導入ロードマップ。サービス開始日など詳細は後日発表(画像:三井住友カード)

本サービスは三井住友カードの公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用したもの。ICカードへのチャージや乗車券の購入は不要で、手持ちのタッチ決済対応カード(クレジット・デビット・プリペイド)や、それらのカードを設定したスマートフォンでスムーズに鉄道やバスに乗車できるようになります。

【決済ブランド】
Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯(ぎんれん)

小田急沿線では、箱根、湘南(藤沢市、鎌倉市)、大山(伊勢原市)の年間観光者数が約5,300万人に上り、インバウンド需要が急速に拡大しています。今後もインバウンドの増加が見込まれるなか、タッチ決済の導入拡大により受け入れ環境の整備に取り組みます。

【参考】
箱根ロープウェイで行く新スポット「ちきゅうの谷」4/25オープン 各ゾーンでは、より自然を感じられる造りに
https://tetsudo-ch.com/12999400.html
Visa担当者に聞く、万博半年前に関西大手私鉄が「タッチ決済」一斉導入を果たした経緯
https://tetsudo-ch.com/12998718.html

また、小田急グループではタッチ決済サービスの導入にあわせて、2025年秋以降、小田急線の全駅、箱根登山電車と箱根登山ケーブルカーの一部の駅で自動改札機や簡易改札機にQR認証機能を順次搭載する計画です。箱根登山バス、小田急ハイウェイバス、東海バスの一部エリア、大山ケーブルカーにおいてもQR認証端末の導入を予定しています。

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