小田急電鉄が手がける「HOME/WORK VILLAGE」が、世田谷区立池尻中学校跡地に2025年7月24日、グランドオープンします。世田谷区による産業活性化の拠点創出事業の一環として「働く」「遊ぶ」「学ぶ」機能を集約させた複合施設で、4月に先行開業したコワーキングスペースやスクール、スモールオフィスなどとともに、地域コミュニティの活性化や、それにともなう賑わいの促進が期待されています。
「HOME/WORK VILLAGE」アクセス

「HOME/WORK VILLAGE」は、東急田園都市線池尻大橋駅から徒歩約10分、三軒茶屋駅から徒歩約16分。東急バスや小田急バスの三宿バス停からは徒歩約4分の便利な立地です。
すぐ近くにある「世田谷公園」は、D51-272が静態保存され、区制50周年を記念して開通したミニSLにも乗れるスポット。「世田谷パン祭り」や「世田谷フリーマーケット」のイベント会場としても知られている公園で、大人も子どもも楽しめます。
注目のスポットが続々と開業!

7月24日のグランドオープンでは、14店舗が新たに開店。注目は、施設内最大面積の「Marked池尻 / GOOD TEMPO -MUSIC, BAR & PLANTS-」。「街のCANTEEN(食堂)」をテーマに、昼は健康的な定食や味わい深いパン、スイーツなど日常の食を、夜は「GOOD TEMPO」によるお酒と音楽、南国植物を楽しむ空間に変わります。
「洋食api」は三軒茶屋や下北沢で人気の飲食店を経営する2TAPSの新業態。昼は町の洋食屋としてポークジンジャーやナポリタンなど定番の洋食メニューを、夜はワインに合う料理を楽しめます。
三宿ビール合同会社による1号店となるクラフトビール醸造所「After School Brewery」は「大人の放課後活動」がテーマ。ビールを販売するだけでなく、工場見学なども実施予定です。
体験施設としては「絵とことば」がテーマの美術館「PLAY! MUSEUM」や、子どものための屋内広場「PLAY! PARK」からなる施設のサテライト「PLAY! SETAGAYA」が開業。親子で楽しむユニークなワークショップなども開催予定です。
地域密着型イベント「Grand Opening Weeks」も開催
グランドオープンを記念して、7月24日から8月10日まで「Grand Opening Weeks」を開催。7月24日12:00から、ハンカチやブックカバー、館内で利用可能な特典付きチケットなどが当たる福引を実施します(景品がなくなり次第終了)。7月26・27日の11:00からは、先着300名にロゴ入りバルーンを配布するサービスも。そのほか、マーケットなどのイベントやトークショーも企画されています。
池尻大橋・三軒茶屋という感度の高いエリアに完成する「HOME/WORK VILLAGE」。近隣で暮らす人はもちろん。世田谷を訪れる多くの人々にとって注目のスポットとなりそうです。
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