京浜急行電鉄株式会社は4日、日産自動車株式会社、BOLDLY株式会社、株式会社プレミア・エイドと連携し、横浜市にて自動運転モビリティサービスの実証実験を行うと発表しました。2025年11月から始まるこの実験は、横浜の二次交通網の未来を大きく変える可能性を秘めています。
実験は最大20台の自動運転車両を使用するサービスに必要な運営体制と、サービスエコシステムの構築を目的としたものです。舞台となるのは横浜市のみなとみらい、桜木町、関内を含む市街地エリア。
今回の実験における自動運転レベルはSAEレベル2相当(セイフティドライバーが同乗)です。京急電鉄は実証実験で得られた知見を活かし、遠隔監視設備を備えたドライバーレス(SAEレベル4相当)によるモビリティサービスの提供に外部事業者と連携して取り組むことで、地域社会の交通サービスの課題解決を目指すとしています。
各参画企業の役割
■日産自動車:実証の企画・運営主体、自動運転車両の提供と運行
■BOLDLY:自動運転サービスの遠隔監視を行う運行管理システムの提供など
■プレミア・エイド:監視システムを使用した乗客サポート業務など
■京急電鉄:交通事業者視点での運行・運用体制構築の支援