2025年10月13日が会期末の大阪・関西万博は残すところ約2カ月。鉄道会社の直接の出展はなく当初は〝鉄分ゼロ〟と思われていたが、ここにきてファンに届く話題も聞かれるようになってきた。
万博に参加したのが、大阪府貝塚市を走る水間鉄道(水鉄)。会場内で2025年7月30日に開催された、「大阪ウィーク~夏~」にスポット出展した。
【参考】
全長5.5キロ、日本3番目のミニ私鉄・水鉄をウォッチング 鉄道愛あふれる藤本社長のメッセージもご覧ください(大阪府貝塚市)
https://tetsudo-ch.com/13003061.html
大阪ウィークとは、開催地・大阪43市町村の魅力を発信するイベント。春、夏、秋の3回開催され、5月開催の「春」では、万博アンバサダーでメンバーの黒田俊介さんが大阪府出身というコブクロのライブなどが話題を集めた。
貝塚~水間観音を結ぶ水鉄は全長5.5キロのミニ私鉄ながら、貝塚市にとって市民の誇り。会場のEXPOメッセ・WASSEには特大サイズの電車パネルと制服、制帽を用意して子どもたちにシャッターチャンスを提供した。傍らのテーブルには、運転士帽をつくれるペーパークラフトも。
外は折からの猛暑。パビリオンを歩き疲れたファミリーにとって、水鉄ブースはちょうどいい休憩タイムになったようで、子どもたちが水鉄社員に「どんな電車なの?」と質問するシーンも見られた。
記事:上里夏生