おなじみのキャラ、まずえもんがパン職人に変身するメロンパン風味のビジュアル(画像:銚子電気鉄道)

ローカル鉄道が生んだヒット商品といえば、銚子電気鉄道(銚電)の「まずい棒シリーズ」。

ソース味、コーンポタージュ味、か~るいチーズ味、スイートポテト風味と和洋中華デザートのオールジャンルの中、売り出された新商品が「メロンパン風味」。

2025年9月6日から、犬吠駅のショップやぬれ煎餅駅(銚子市内にある銚電のみやげ品店)のほか、オンラインショップでも取り扱っている。

「まずい棒。マズいのは経営状態です」の自虐フレーズでおなじみ。新商品・メロンパン風味の生みの親は、2025年3月の観光列車「次郎右衛門」(元南海22000系)のデビューに向けて実施されたクラウドファンディング。そして、同じ千葉県にある千葉経済大学附属高校の生徒たち。

銚電はクラファンの返礼品としてまずい棒の新風味を考案。プロデュースを請け負ったのが千葉市稲毛区にある千葉経大附属高の生徒会。同校の略称は「cku」で、商品パッケージのほか本記事のカットにも〝隠し文字〟があるので探してほしい。

【参考】
世界遺産・高野山に駆け上っていた南海「ズームカー」が観光列車「次郎右衛門」に生まれ変わって銚電に降臨(千葉県銚子市)【コラム】(※2025年3月掲載記事)
https://tetsudo-ch.com/12997605.html

新商品のメロンパン風味、まずい棒シリーズの第18弾。銚電の営業担当者は、「新商品のおすすめポイントは、まるでふわふわのメロンパンを食べているような風味と香り。皆さまが美味しさにメロメロになってしまい、思わず『ごメロン』と心で叫びながらお届けします」と、やや強引なボケでPRする。

記事:上里夏生

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