廃車となった特急サンダーバードをアップサイクルした列車型レストラン「FUTURE TRAIN」が、2025年9月20日に京都・梅小路でグランドオープンします。8月のプレオープンでは5,000人以上が来場して話題を呼んでおり、今回の全面開業で新たな没入型体験と食の空間が加わります。
サンダーバードを再生した没入型アート空間
「FUTURE TRAIN」は、日本初の廃線高架上に誕生した列車型エンターテインメントレストラン。JR西日本や京都駅ビル開発など11社が参画する「京都駅西部エリアの高架空間活用による地域活性化協定」に基づき、廃車車両を観光・文化資源として再生し、梅小路エリアの新たな観光拠点とすべく実現しました。企画・開発はDDグループ、店舗運営はダイヤモンドダイニング(DDグループの連結子会社)、施設管理は梅小路ハイラインが担います。
グランドオープンでは、8月のプレオープンで公開した2・3号車の飲食エリアに加え、特急サンダーバード681系を活用した没入型体験エリアの1号車「FUTURE BIRD」をオープン。増田セバスチャンとIMAGICA EEXが手がけるアート・映像・光・音が融合する没入型体験により、利用者は「未来行きの列車」に乗り込むようなシアトリカルな世界を体感できます。 また、線路に隣接した5号車の「テラス席」も公開となります。
体験と食を融合した新コース
グランドオープンに合わせ、約20分の没入型・乗車体験と全7品のコース料理を組み合わせた完全予約制の「FUTURE IMAGINATIONコース」が登場します。料金は入場料・サービス料込み11,000円(税込)で、10月末までは10%オフキャンペーンも実施。水・木・金・土曜日の18:30乗車開始予定。対象は中学生以上。
FUTURE TRAINはどこにオープンする?
「FUTURE TRAIN KYOTO DINER & CAFE」がオープンするのは、京都市下京区の梅小路ハイライン。JR京都駅から1駅の梅小路京都西駅直結で、京都鉄道博物館や京都水族館も目の前の立地です。京都駅から歩いても約20分でアクセスできます。
「FUTURE TRAIN KYOTO DINER & CAFE」の座席数は88席で、入場料は中学生以上700円、中学生未満300円(未就学児無料)。
廃車となったサンダーバードが「未来行きの列車」として蘇る「FUTURE TRAIN」。アートと食、そして没入体験が融合した空間は、京都の新たな観光名所として注目を集めそうです。ぜひ現地で特別な体験をしてみてはいかがでしょうか。
(画像:DDグループ・ダイヤモンドダイニング・梅小路ハイライン・京都駅ビル開発・JR西日本)
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