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2026年3月14日から城端線・氷見線でICOCA利用開始

城端線・氷見線の全駅で「ICOCA」利用可能に 2026年3月
エリア図(イメージ)

JR西日本は、城端線・氷見線鉄道事業再構築実施計画に基づき、2026年3月14日(土)から同線区での「ICOCA」サービスを開始します。

サービス開始区間は、城端線の城端駅~新高岡駅(12駅)と、氷見線の氷見駅~高岡駅(7駅)です。これにより七尾線、IRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道との乗り継ぎにおいても、1枚のICOCAで利用できるようになります。

なお、城端・氷見線からハピラインふくい(牛ノ谷以西)およびえちごトキめき鉄道(市振以東)への利用はできません。また、七尾~和倉温泉駅間ののと鉄道普通列車ではICサービスは利用できないため注意が必要です。

【参考】
北陸線 小浜線 七尾線などの複数駅が2030年度までに無人化、ICOCA対応無人駅に【全リスト掲載】(※2020年8月掲載)
https://tetsudo-ch.com/10660559.html

IC専用自動改札機を導入、モバイル端末での利用も可能に

ICOCAエリアとなる各駅には、ICカード乗車券をタッチするだけで通過できる「IC専用型自動改札機」を設置します。利用開始は2026年3月14日(土)の始発列車から。紙のきっぷ等を利用する場合は、これまで通り駅係員に提示するか、無人駅等の場合は集札箱に入れる必要があります。

また、スマートフォンの「モバイルICOCA for Android」や「Apple PayのICOCA」にも対応します。ただし、モバイル端末での定期券利用はできません。

カードタイプのICOCAおよびICOCA定期券は、氷見、新高岡、砺波駅のみどりの窓口や自動券売機で購入することができます。チャージは、城端、福光、福野、砺波、新高岡、高岡、越中中川、伏木、氷見の各駅に設置されるICチャージ機や自動券売機で対応します。

「城端線・氷見線 ICOCAサービス」概要

サービス開始日:2026年3月14日(土)

【対象エリア】
・城端線:城端駅~新高岡駅
・氷見線:氷見駅~高岡駅

【利用可能なサービス】
・ICOCAおよび全国相互利用対象のICカード乗車券(Suica、PASMOなど)での乗車
・ICOCA定期券(カードタイプのみ)
・モバイルICOCA for Android、Apple PayのICOCA(定期券不可)

【主なチャージ可能駅】
城端、福光、福野、砺波、新高岡、高岡、越中中川、伏木、氷見

サービス開始当日の3月14日には、砺波駅にてセレモニーやイベントの開催が予定されています。

城端線・氷見線の全駅でICOCAが利用可能になり、北陸エリアの鉄道移動がさらに便利になります。お出かけの際は、あらかじめチャージ可能な駅を確認しておくと安心です。

(画像:JR西日本、TOP写真:PIXTA)

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

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