泉ケ丘駅前活性化計画 完成イメージ

大阪・堺市の泉北ニュータウンが、次世代の都市へと生まれ変わります!南海電鉄と堺市は2026年1月28日、延期されていた「泉ケ丘駅前活性化計画」の再始動と、公民連携による駅前地域の再整備を決定したと発表しました。駅前には地上4階建ての商業施設(2028年度開業)と、地域初となる30階建ての分譲タワーマンション(2031年度完成)を建設。

さらに、駅南側には大階段を新設し、周辺施設への回遊性を飛躍的に高める「ウォーカブルな街づくり」が動き出します。注目の再開発計画の詳細を解説します。

【南海】泉ケ丘駅前の再整備が本格始動!泉北ニュータウン初・30階建てタワマンと新商業施設が2028年より順次誕生、堺市×南海の公民連携
商業施設の竣工・開業は2028年度予定

2023年に物価高騰等の影響で延期見直しに!

1971年4月に開業した泉ケ丘駅は、泉北ニュータウンの中心駅として商業施設や学校などが集まり、泉北線内では最も利用者が多い拠点駅です。周辺には、髙島屋泉北店が入るパンジョや、大型児童館のビッグバンなどがあります。

南海電鉄は、2022年に「泉ケ丘駅前活性化計画」の始動を発表。しかし、物価上昇に伴う工事費の高騰などを受け、2023年に工事の延期と計画の見直しを公表していました。

南海電鉄と堺市の「公民連携」で再始動

物価高騰による延期を経て、近畿大学病院の開院や将来ビジョンの策定など、街に明るい材料が増えたことから、凍結していた計画が再び動きだしました。
今回明らかになった計画では、堺市と南海が連携する形、駅前南コンコースから2階レベルへ主動線を引き上げる大階段を新たに設け、ペデストリアンデッキや、くすのき広場とつながる回遊性のある空間を整備します。駅前再整備全体の完成は、2028年度を予定しています。

【南海】泉ケ丘駅前の再整備が本格始動!泉北ニュータウン初・30階建てタワマンと新商業施設が2028年より順次誕生、堺市×南海の公民連携
泉ケ丘駅前工事前後のイメージ

約370戸・地上30階建てのタワーマンションと駅前商業施設が誕生

南海電鉄では、駅前に所有する土地に日常利用を重視した駅前商業施設と、泉北ニュータウンでは初となる地上30階建ての分譲タワーマンションを整備する方針です。分譲タワーマンションは約370戸で、延床面積は約42000平方メートル。南海を含む複数の事業者が参画し、2031年度の完成を見込んでいます。

駅前商業施設は地上4階建てで、カフェや飲食店、食物販、量販店のほか、クリニックや学びの場など、生活を支えるサービス系店舗の入居を想定しています。竣工・開業は2028年度を予定しています。

泉ケ丘駅前地域の再整備、「泉ケ丘駅前活性化計画」の概要

駅前空間の整備に関して、堺市と南海が連携をしながら、新たに駅前南コンコースへ大階段を設置し主動線を2階へ移します。

また、賑わい空間を創出し、駅前の回遊性を向上させます。
駅前南コンコースから2階レベルへの動線整備や前商業施設とデッキとの接続は2027年度の予定です。

■商業施設
・建物規模:地上4階(地下1階は後方諸施設)
・施設用途:複合(商業・サービス等)
・延床面積:約10,900㎡
・竣工予定:2028年度
・事業者:南海電鉄

■分譲タワーマンション
・建物規模:地上30階建て・約370戸
・延床面積:約42,000㎡
・竣工予定:2031年度
・事業者:南海電鉄を含む複数事業者

今回の「泉ケ丘駅前活性化計画」の再始動は、単なるビルの建て替えではなく、泉北ニュータウン全体を未来へ繋ぐ「IZUMIGAOKA Next Design」の具現化に他なりません。駅直結の便利な商業施設や広大なペデストリアンデッキ、そして地域を象徴するタワーマンションなどが揃う2028年度、そして2031年度に向けて、泉ケ丘駅前は進化を遂げることでしょう。これからの10年でどのように街が変わっていくのか、その進捗に注目です。
(写真:南海電鉄)

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

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