静岡県の大井川鐵道(大鉄)の人気者・きかんしゃトーマスに新しい仲間が加わった。
川根路を走るトーマスとパーシーのイベント名は、2026年もおなじみの「DAY OUT WITH THOMAS」。「トーマスの休日」といった意味で、トーマスが普段活躍する物語の舞台で架空の島・ソドー島から休暇を取って日本にやってきたという想定だ。
本物のSLを走らせるトーマスの休日、物語発祥のイギリスでは長く行われてきたが、日本でも子どもたちに夢を伝えたいと考えた大鉄と、版権を持つソニークリエイティブがタッグ。2014年の初回から、1年の休みもなくずっと継続されてきた。
イベントで先頭に立つSLは2025年までトーマスが孤軍奮闘だったが、13年目に加わるのがパーシー。機関車なので年齢非公表(?)ながら、頑張り屋でちょっぴりおっちょこちょい、時に他の機関車からからかわれたりしても、トーマスの一番の友だちという愛されキャラのSLだ。
大鉄はトーマスに続く機関車として、人気者・パーシーに白羽の矢。海を渡ってついに川根路にやってきた。
新金谷駅のセレモニーでは、車両基地を出庫したパーシーが〝ショーケース〟と銘打ち、転車台に乗ってぐるり一周。続いて、構内走行して4両編成の客車の先頭に立ち、川根温泉笹間渡までドラフト音と汽笛を響かせながら1往復快走した。
この日は大鉄の鳥塚亮社長がソドー島の鉄道局長、トップハム・ハット卿に扮して、列車に出発合図を送った後で列車に添乗。新金谷帰着後の共同インタビューでは、「前年までのトーマスは原則、ゴールデンウィーク(GW)からクリスマスまでの期間限定。2026年は念願の2両体制で通年運行が可能になるので、これまでの倍以上のお客さまにお越しいただきたい。
黒いSLはしばらく見納めになるが、鉄道ファン・旧国鉄ファンの皆さまは、ブルトレ仕様のELがけん引する〝大鉄版ブルートレイン〟にご乗車いただければ……」と思いを語った。
現在はソドー島に帰っている想定のトーマスもまもなく復帰予定で、2026年の大鉄はトーマス、パーシー、ブルトレELがファンや子どもたちの夢をかなえる。ファンは「2機一緒に」と夢を膨らますが、鳥塚社長は「6月と年末の12月ごろに何かやりたいと考えています」とのことなので乞うご期待。
(c)Gullane (Thomas) Limited.
記事:上里夏生



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