トップ画像が、筆者の乗って来た車両。10:33発の枇杷島行になって折り返します。
駅名標。JR中央線の勝川駅とは500mくらい離れていますが接続駅扱いです。2009年(平成21年)にJR中央線が高架化される前はJR勝川駅の改札内から直接城北線のホームまで直結する通路があったそうです。
ホームの枇杷島側に喫煙所がありました。一服していると城北線車両の背後をJR中央線の列車が通過しました。
ホームの勝川寄りに階段があって通路が仮設の車両検修施設の横を通ってJR勝川駅方面に延びています。
通路はあまり広くありません。
奥に城北線のホームに上がる階段が辛うじて見えます。
ここが通路の終点。背後は地上に降りる階段です。
階段を降りると城北線のホームと屋根が見えます。左はJR中央線の高架線。バリアフリー化はされていませんから、車椅子の方など、自力で階段が上れない場合は城北線は利用できません。ホームはビルの3階以上の高さがあって、階段は高齢の方などにもタイヘンそうです。筆者は、この日は連泊だったので着替えやPCの入った重いトランクはホテルに置いてきたので助かりました。
階段の下にはこんな案内。城北線のホームからJR中央線のホームまで5分では着きませんね。ゆっくり歩くと10分くらいかかります。
JR中央線はJR勝川駅手前で上下線が分かれます。この間を城北線が延伸してJR勝川駅に乗り入れる計画の様です。
JR勝川駅高蔵寺方面ホームの端から城北線方面を見ました。
ちなみに右の黄色い部分が、先程筆者が降りた城北線のJR勝川駅寄り階段です。
不思議な不思議な東海交通事業城北線に乗りました。東海道本線と中央本線をバイパスする貨物線という発想は突飛ではありませんが、異様に高い場所を走る高架線は建設時の高コスト体質を体現している様な気がします。
城北線が名古屋の中心部に直接アクセスできない点は改善のしようがありません。運行本数の少なさと運賃の高さは利用者の数にかかっています。
いずれにしても、城北線がこのまま赤字を垂れ流すというワケにもいかないでしょう。しかし、沿線に観光資源があるワケではありません。沿線が郊外の宅地として緩やかに発展して利用者が増えることを願うばかりです。
(写真・記事/住田至朗)
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