トップ画像をご覧いただければ分かる様に、門司港駅グランドオープンの式典は、雨の降りしきる中、3月10日(日)に行われました。
グランドオープン前日、門司港駅前広場では、ジャズバンドの演奏をリラックスして楽しんでいました。
そして、暗くなるのを待って、駅舎のライトアップ点灯式です。
観客も声を合わせてカウントダウン。素晴らしいライティングで駅舎が夜空に浮かび上がりました。
開けて日曜日。雨の中、9時半に式典は予定通りスタート。
JR九州の青柳社長は門司港のご出身だそうで、喜びもひとしおとご挨拶されました。鉄道駅舎で最初に国の有形文化財に指定された時のご担当だったというお話も。
あらあらゲストにタモリ氏の姿。鉄道好きで有名なタモリ氏、出身が九州福岡という縁もあるのでしょうか。
来賓の挨拶が終わって、いよいよテープカットのセレモニー。
引き続き構内で「旅立ちの鐘」打鐘式、何と鐘を鳴らす合図に、駅舎と同じ大正生まれの蒸気機関車8620形が登場です。ふだんは「SL人吉」を牽引していますが、門司港駅のグランドオープンを祝いに駆けつけました。
8620形58654の汽笛とともに9人が鐘を打ち鳴らしました。和気あいあいの雰囲気です。「汽笛の終わりで鳴らす」というのですが、各人の「汽笛の終わり」の瞬間が微妙に違うのですね。
セレモニーの終了後、8620形58654はディーゼル機関車に引かれて鹿児島本線・肥薩線に戻って行きました。
式典後の門司港駅。雨の中でも本当にシックで美しいのです。大勢の観光客や地元の皆さんがお祝いに集まっています。
門司港のレトロな街並み散策も楽しいですよ。何よりも、すぐ近くには九州鉄道機記念館があります。
☆学生時代の友人の実家があったので門司港駅には縁がありますが、駅周辺はどんどん変化しています。綺麗に整備されて、昔の雰囲気を懐かしむ気持ちもありますが、たくさんの船が行き来する関門海峡をぼ~っと眺めているだけでも楽しい!



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