※2014年3月撮影
トップ画像、2014年(平成26年)3月海峡線を特急スーパー白鳥で北海道に向かっていました。(青春18きっぷ使用です)その時に津軽今別駅に停車した写真です。
その時の仮設ホームを津軽線から見上げるとこんな感じでした。手前の看板の部分がホームです。奥は建設中の北海道新幹線。

2019年8月に戻ります。正面に奥津軽いまべつ駅です。

津軽線は北海道新幹線に沿う様に左にカーブします。奥津軽いまべつ駅の外側の架線はJR貨物用です。貨物線の狭軌が待避線になっています。

左下のトンネルは奥津軽保守基地から新幹線につながる三線軌条が走っています。

津軽二股駅から奥津軽いまべつ駅に乗り換える通路からその三線軌条を見ることができます。

津軽線は津軽二股駅に近づきます。右の鉄柱は奥津軽いまべつ駅出入口の跨線橋を支えています。

津軽二股駅には「道の駅いまべつ=半島ぷらざアスクル」が併設されています。この駅も元は交換可能な島式ホーム1面2線でした。線形がそのままですね。

単式ホームのシンプルな駅。道の駅が駅舎跡に作られました。待合室の設置はありません。

2017年(平成29年)1月、筆者は津軽鉄道の津軽中里駅からバスで奥津軽いまべつ駅まで来ました。その時は北海道新幹線で新青森方面に戻ったのですが「道の駅いまべつ=半島ぷらざアスクル」で遅い昼食を食べました。奥津軽いまべつ駅への通路から津軽二股駅を見下ろしています。

同じカットの角度違い。ちなみに新幹線の奥津軽いまべつ駅には飲食店も売店もありません。

2019年8月に戻って、奥津軽いまべつ駅出入口からは広い駐車場(屋内)が「道の駅いまべつ=半島ぷらざアスクル」に連絡しています。傘はほぼ不要です。駐車場内には歩道もあります。

津軽二股駅のホーム「道の駅いまべつ=半島ぷらざアスクル」を裏側から見ています。遠くの高い跨線橋が奥津軽いまべつ駅出入口からの通路。上の写真を撮った場所です。

奥津軽いまべつ駅出入口は、津軽二股駅と同じ南側にあります。

駅名標。1958年(昭和33年)国有鉄道津軽線の駅として開業。1968年(昭和43年)貨物取扱が廃止。国鉄分割民営化でJR東日本に承継されます。その後無人化。1997年(平成9年)駅舎が解体され跡地に「道の駅いまべつ=半島ぷらざアスクル」がオープン。北海道新幹線工事で一時休止されました。2016年(平成28年)北海道新幹線奥津軽いまべつ駅が開業。

津軽線はここからようやく本来の沿線住民のための鉄道線になります。
【非電化路線に乗ろう06】津軽線07 に続きます。
(写真・記事/住田至朗)
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