トップ画像、津軽二股駅を出ると津軽線は西に向かう北海道新幹線の高架下をくぐって北上します。
今別川を渡ります。

駅予告票です。少し周囲が開けてきました。

手前に大きな植物があって見えませんでしたが大川平駅です。津軽二股駅から2.0km。

近づくと手前に駅名があることも分かりました。ホームには駅舎もあります。流石にこの駅は元島式ホーム1面2線ということはなさそうです。

コンクリート・ブロック製の駅舎があります。大きさ的には開業以来の駅舎でしょうか。

駅名標。1958年(昭和33年)国有鉄道津軽線の駅として開業。

山がちなエリアを抜けて耕作地の広がる場所を走ります。やはり人間の営為を感じるとホッとします。大雑把に言うと津軽半島の中央部に南北に並ぶ山々の右側を津軽線は走っていて、その平らな部分に耕地などを作って人々が暮らしています。

周囲はまた森になりました。寒冷地なので農業はシンドイ部分もあるのでしょうか。国道280号線の跨線橋をくぐります。

駅予告票があります。その向こうに駅が見えていますね。

大川平駅から2.0kmで今別駅。この駅もかつては島式ホーム1面2線の交換可能な駅だったそうです。

ホームの青森側に木造駅舎があります。無闇に引き戸が並んでいるのは何故でしょう? 2017年(平成29年)にJR東日本と今別町で駅舎の改修工事が実施されました。ホームに青森駅起点51kmのキロポストがあります。駅を中心にした半径500mの円内に189世帯の404人が暮らしています。(2010年国勢調査)歩いている人が見えます。

ホームから後方(青森側)を見ると駅舎はかなり青森寄り(南側)にあります。手前の建物は商店でしょうか。

駅名標。

終点の三厩駅まであと2駅です。【非電化路線に乗ろう06】津軽線08 に続きます。
(写真・記事/住田至朗)
「【非電化路線に乗ろう06】津軽線」一覧