タイ南部ソンクラー県のチャラータットビーチで、毒性の強いブルーボトルクラゲ(カツオノエボシ)が目撃され、当局は遊泳しないよう観光客に警告している。

クルンテープ・トゥラキットの報道によると、1月から3月はブルーボトルクラゲの繁殖期。

触手に毒性があり、刺されると焼けるような痛みを感じる。神経系や心臓に影響を及ぼして激しい痛みを引き起こし、死亡する可能性もある。

バンコク・ポストによると、ソンクラー市長はライフガードに対し、観光客への警告と、救急セットの常備を指示。ブルーボトルクラゲは4月中旬までビーチに留まると予想されるため、期間中は海岸の観光を避け、クラゲに刺された場合はすぐに病院へ行くよう求めた。今年の被害報告は現時点で出ていない。

同県疾病予防管理局のチャレルムポン所長によると、昨年1月から7月までのブルーボトルクラゲによる負傷者は2人で、3月に7歳と19歳の子供が接触したという。