8日、ミャンマー大地震により倒壊したタイ・バンコクで建設中の国家会計検査院ビルから、救助隊が5人の遺体を発見した。現時点のビル倒壊による死者は21人、生存者9人、行方不明者73人。
クルンテープ・トゥラキットの報道によると、救助隊は瓦礫のゾーンA~Dのうち、ゾーンCで5人を発見。午前2時40分に男性1人、午前4時30分に女性1人、午前6時30分に3人目の遺体を救出した。2人は救助中。
一方、気象局地震監視部によると、8日午前8時2分、北部メーホンソーン県パーイ郡を中心にマグニチュード1.9の地震が発生。震源の深さは2キロメートル。
午前4時48分にはメーホンソーン県から北西214キロメートルのミャンマーで、M4.3の地震が発生していた。震源の深さは10キロメートル。午前7時にM2.7の余震があったが、タイへの影響は無かった。3月28日の発災時からこれまでに観測された余震は合計で394回。