11日午前11時40分、タイ東部トラート県クート島の海上で観光ボートが炎上し、船長ら2人が負傷する事故があった。乗船していたタイ人の家族連れ4人は無事だった。


マティチョンの報道によると、観光船は子ども2人を含む家族4人を乗せ、シュノーケリングスポットからクート島のホテルへ帰る途中だった。ボートのエンジンが爆発し、火災が発生。乗客4人はすぐに岸へ降りて無事だった。乗員2人は火傷を負い、病院に搬送された。ボートはそのまま沈没した。

クート島郡長は、「予測のできない事故だった。使用していたヤマハ製のエンジンは、検査の結果、安全基準を満たしていた。爆発の原因を調査中だ。観光事業者は事故に十分注意して欲しい」と述べた。

事故当時、クート島には3000~4000人の旅行者が滞在。ソンクラーン期間中はさらに増加する見込みだ。

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