タイの電気料金が引き下げられる。エネルギー規制委員会(ERC)は4月30日、2025年5月から8月までの自動燃料調整(Ft)率を0.17バーツ引き下げる。

電気料金は1ユニット当たり3.98バーツになる。

プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、ERCのプーンパット事務局長兼広報担当は、4月30日に開催した第16回会議で、Ft率の引き下げを決定した。3月26日の会議では、電気料金を4.15バーツに維持するとしていたが、国民の燃料費負担を軽減する閣議決定を受けて引き下げた。

プーンパット氏は「タイは国内要因と貿易戦争でマイナス要因に直面している。新料金は国民が現状を乗り越える助けになる」と述べた。

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