格安航空会社(LCC)を利用する際、機内食は別途料金がかかるか、提供されないケースが一般的だ。だが、成田国際空港第2ターミナルから海外へ出発する際、特定の優待パスを提示することで、無料で「本格機内食」を持ち込めるのだ。


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 このサービスが利用できるのは、成田空港第2ターミナルの国際線出国後エリア(本館2階JAPAN FOOD HALL内)にある「鉄板焼 道頓堀 くり田」だ。大阪の老舗お好み焼き店「ぼてぢゅうグループ」が手掛ける同店では、搭乗までの待ち時間に日本の味覚を堪能できると好評を博している。

 世界中の空港ラウンジなどを利用できる「プライオリティ・パス」の会員で、レストラン特典付きカードを保有している場合に限られるが、同店で特別な優待を受けることができる。パスを提示することで、通常3,400円相当の3種類の特別セットメニューの中から、いずれか1つを無料で選べる。そしてこのメニューを持ち帰ることが出来る。

 「大阪道頓堀セット」は、元祖モダン焼き(豚&海老)に大阪たこ焼き4個、さらには白餡にミルクを練り込んだ食べやすいお饅頭『やっぱ好きやねん』、ドリンク(ソフトドリンクまたはアルコール)が付く充実した内容。LCCで機内食が出ない場合でも、このセットを持ち込めば、フライト中に美味しい食事を楽しめる。

 他には、牛ランプステーキにご飯と味噌汁が付く「鉄板焼ステーキセット(牛ランプステーキ)」、鶏もも肉のガーリックトマトチーズ焼きにご飯と味噌汁が付く「鉄板焼ステーキセット(鶏もも肉のガーリックトマトチーズ焼)」も用意されている。もちろん搭乗前にしっかりとレストランで食事を済ませることもできる。
【編集:Eula Casinillo】
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