台風7号は午前8時現在、台湾本島最南端のガランピ(鵝鑾鼻)の東方約980キロの海上を時速26キロで北北西に進んでいる。中心気圧は998ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル。中心から半径約80キロの範囲は風速13.9メートル以上の強風域。
林秉煜予報官は、今後台風は勢力を強めるとした上で、中部や南部でも午後に局地的な大雨となる恐れがあるとして注意を呼びかけた。26日から27日にかけては勢力をわずかに弱めて中国に向け移動するとし、台湾では26日から29日にかけてぐずついた天気になるとした。
また米領グアム付近の低気圧が台風に発達し、今後日本に向かう可能性があるとした。
(黄巧雯/編集:齊藤啓介)