タイの鶏卵協同組合は17日、出荷価格を3.20バーツから0.20バーツ引き上げ、3.40バーツにすると発表した。1パック当たり6バーツの値上げとなる。
公共放送PBSなどの報道によると、タイ卵取引協会のプリーチャー会長は値上げについて、学校が夏休み中のため鶏卵需要は減少しているが、厳しい暑さが続き、卵の収穫量が減少していると説明した。
鶏卵の値上げは今年初。前回の値上げは昨年4月17日だった。今後の価格の見通しについて同会長は、生産者次第だとしている。
一方、国内貿易局のウィタヤコーン局長は、農場では暑さ対策として冷却システムの使用が増え、電気代や水道代が増加し、問題を悪化させていると述べた。