三菱自動車工業(東京都港区、以下三菱自動車)は10日、タイ工場で生産しているコンパクトSUV『エクスフォース』の新型ハイブリッドEV(以下、HEV)モデルの出荷を開始したと発表した。

同社によると、新型車はタイ生産・販売会社ミツビシ・モーターズ・タイランドのレムチャバン工場で生産。

2024年2月にタイで販売開始した『エクスパンダー』シリーズに続く同社2車種目のHEVモデル。3月20日の発表から、予約受注は想定を上回る1800台を超え、好調な滑り出しだという。

同社の加藤隆雄社長は、先月発生したミャンマー地震の影響によるタイでの被災に触れ「亡くなられた方々に哀悼の意を表するとともに、ご遺族の皆様にお悔やみを申し上げます」と述べた。また「タイで事業を開始して60年以上の歴史がある。今後もタイ経済と自動車産業の発展に貢献し、タイのカーボンニュートラル実現へ電動車を投入していく」としている。

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