イングランドで失敗した男がオランダで大爆発! ”55″のゴー...の画像はこちら >>

アヤックスのタディッチ photo/Getty Images

オランダで覚醒

23日にフィテッセと対戦したアヤックスは、4-2のスコアで快勝。相変わらずの攻撃力を披露し、これでアヤックスの今季総得点は驚異の160点に達した。

これはオランダのクラブでは史上最多の数字なのだという。

そんな強力攻撃軍団の中でも英『Daily Mail』が注目しているのは、FWドゥシャン・タディッチだ。若手が集まる現在のチームにおいて、30歳のアヤックスは数少ない30代プレイヤーの1人だ。アヤックスでは主に偽9番の役割を任されているが、同メディアが驚いているのはその得点数だ。

タディッチといえばプレミアリーグのサウサンプトンに所属していた経験があり、そこでは全162試合に出場して23得点だった。ところが、タディッチは今季アヤックスで51試合に出場して34得点21アシストを記録。
なぜこれほど得点に絡む選手になったのかと同メディアも驚いているのだ。

サウサンプトンでは主にサイドで起用されており、同メディアはサウサンプトンでのタディッチを失敗だったと捉えている。そんな選手がアヤックスをエールディヴィジの首位、さらにはチャンピオンズリーグのベスト4進出へ導いているのだから驚くのも無理はない。30歳ながらタディッチは覚醒したのだ。

アヤックスの総得点160のうち、タディッチは3分の1となる55得点に絡んでいる。元より足元の技術には定評のある選手だったが、アヤックスに移籍したことで得点力も完全開花したようだ。