今季アーセナルで強力トップを形成したラカゼット(左)とオバメヤン(右) photo/Getty Images
強力2トップ解散の危機
今季プレミアリーグを5位でフィニッシュしたアーセナル。51失点を喫しながらもこの順位でフィニッシュできたのは、73得点を記録した攻撃陣の踏ん張りが大きかったと言える。
英『Daily Mirror』によると、ラカゼット獲得に名乗りを上げたのはアトレティコ・マドリード。同クラブは今季限りで退団するアントワーヌ・グリーズマンの後釜として、この28歳に照準を合わせているとのこと。しかし、アーセナルにラカゼット放出の意思はないようだ。
だが、移籍が成立する可能性がゼロとは言えない状況であるのも確か。アーセナルは今夏クリスタル・パレスのFWウィルフリード・ザハの獲得を目指すとされている。同クラブが今夏移籍市場に投資できる予算は現在4000万~4500万ポンドとされており、クリスタル・パレスがザハの対価として要求する8000万ポンドには遠く及ばない。資金を捻出するため、今季13ゴールを挙げたストライカーを売りに出す可能性も否定できないのだ。
ラカゼットにはバルセロナも関心を寄せているとの報道もあるが、このフランス人アタッカーは来季スペインに上陸するのだろうか。すべてはアーセナルの考え方次第ということになりそうだ。
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