レアルの久保建英 photo/Getty Images
今夏のプレシーズンではネガティブな話題多く
レアル・マドリードのプレシーズンの戦いぶりを振り返ると、ポジティブな話題よりもネガティブな話題が目立つ。ここまでの5試合で16の失点を喫するなど守備は崩壊しており、ライバルのアトレティコ・マドリードに3-7で敗れる屈辱も味わった。
しかも今夏獲得した新エース候補のエデン・アザールはウエイトオーバーの状態で到着し、体重を落とすことから始めないといけない状態だ。ガレス・ベイルと指揮官ジネディーヌ・ジダンの関係は相変わらず微妙なものとなっており、マルコ・アセンシオは大怪我を負ってしまった。アザールと同じ新加入組のFWルカ・ヨビッチ、DFフェルランド・メンディも負傷離脱するなど、暗い話題が続いている。
そんな中、英『GIVE ME SPORT』は今夏唯一のポジティブな話題は日本代表MF久保建英の存在だと取り上げている。久保フィーバーはレアルサポーターの間でも起こっているが、プレシーズンはここまで久保劇場であるかのごとく18歳の日本人プレイヤーの話題で持ちきりだ。
久保を今後どう育てていくのか、トップチームで主力となる日はいつなのか。こうした話題が連日のように続いている。シーズンが本格的にスタートすれば少し沈静化するだろうが、ここまで久保はレアルにとって希望の光となっている。
同メディアは久保以外にも明るい話題をもたらすべく、サポーターがマンチェスター・ユナイテッドMFポール・ポグバ 獲得を望んでいるのではないかとも伝えている。簡単に実現するものではないが、今のレアルサポーターは今季タイトルを獲得できるとの実感を求めているはず。アザールだけでなく、さらなる大物獲得を望んでいる者もいるだろう。ポグバはその要求を満たす超ビッグなターゲットであり、久保以外にも何らかの形でポジティブな話題を作っていく必要がある。
リーガ・エスパニョーラのスタートは17日のセルタ戦からだが、レアルはそれまでに体制を整えられるのか。
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