マンUのリンガード photo/Getty Images
アシストもなく
リーグ戦がなかった6月と7月を抜いても、約半年間ゴールもアシストも決めていないアタッカーがマンチェスター・ユナイテッドにいる。
その選手とは、ウイングや攻撃的MFとしてプレイを続けてきたMFジェシー・リンガードだ。
しかし、ゴールがない。英『Daily Mail』が取り上げているが、リンガードがリーグ戦で最後に得点を決めたのは昨年12月のカーディフ戦だ。このゲームは5-1でマンUが勝利しており、リンガードは2得点1アシストと躍動している。しかもこのカーディフ戦といえば、スールシャールにとってマンU指揮官デビュー戦だった。
また、同メディアのデータではリンガードが最後に記録したアシストはカーディフ戦の次のゲームとなる12月26日のハダースフィールド・タウン戦となっている。リーグ戦のない夏の6月、7月を除くと、本当に約半年間ゴールもアシストも決めていないことになる。
昨季リンガードはリーグ戦で4得点決めているのだが、この4得点全てを12月にまとめて決めているのも興味深い。12月にはアーセナル、リヴァプール相手に得点を決め、前述したカーディフ戦での2得点。覚醒の兆しを見せたのだが、そこからガクリとペースダウンしてしまった。
チームにプレミアリーグで得点王を争えるほどの点取り屋がいないことを考えると、全員がゴールに関与できる能力が欲しい。アタッカーのリンガードも昨季を上回る得点数が求められるが、ゴールもアシストもない嫌な時間をいつ終えられるのか。
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