白星増えぬマンU photo/Getty Images
ピークは過ぎてしまったのか?
昨季チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグ、パリ・サンジェルマンを劇的な逆転勝利で破ったマンチェスター・ユナイテッドの戦いがオーレ・グンナー・スールシャール政権のピークだったのだろうか。
あの時のマンUはホームで迎えた1stレグを0-2で落とし、敗色濃厚な中でパリ・サンジェルマンの本拠地へ乗り込んだ。
しかし、あのゲームからマンUは苦戦が続いている。英『GIVE ME SPORT』が取り上げているが、実はあの劇的勝利からここまでマンUはたった3勝しか挙げていないのだ。
あの劇的なパリ・サンジェルマン撃破が3月6日のことで、昨季リーグ戦ではそこから2勝しか挙げられなかった。終盤の大失速がトップ4入りの可能性を消してしまうことになり、FA杯でもパリ戦の10日後にウォルバーハンプトンに敗れている。
そして迎えた今季、ここまでリーグ戦では1勝1分1敗だ。開幕節でチェルシーをド派手に4-0のスコアで撃破したのは見事だったが、その後ウォルバーハンプトンには1-1、クリスタル・パレスには1-2で敗れるなど格下相手に躓いてしまった。
つまり昨季パリ戦後に挙げたリーグ戦の2勝、そして今季の1勝と、マンUはあの奇跡の夜から15試合で3勝しか挙げることができていない。これではあの夜がスールシャール政権のピークと言われても仕方がないだろう。
10月にはアーセナル、リヴァプールとのビッグマッチも控えており、ここまでに万全の体制を整えて白星を増やしていきたいところだ。
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