アーセナルのニコラ・ペペ photo/Getty Images
驚異の成功率
ウナイ・エメリが率いるアーセナルにはサイドから縦へ仕掛けられるアタッカーが不足していると言われており、今夏もウイングプレイヤーの獲得に熱を入れてきた。そして最終的にたどり着いた答えが、リールから獲得したFWニコラ・ペペだ。
アーセナルがペペ獲得に費やした移籍金は驚きの7200万ポンドとなったが、この補強は成功と言っていいのではないか。まだ開幕から3試合を消化しただけだが、ペペはすでにエメリ・アーセナルに欠けていたものをプラスする存在となっているからだ。
英『Squawka』によると、ペペはここまでリーグトップとなる11回のドリブルを成功させている。ドリブルと言っても縦へ突破するもの、プレスに来た相手をかわすものと種類は様々だが、現時点でペペの記録したドリブル成功数11回はチェルシーMFマテオ・コバチッチ、レスター・シティMFジェイムズ・マディソンと並んで最多だ。
しかもペペの場合は2人よりプレイタイムが短い。マディソンが270分、コバチッチが199分なのに対してペペは154分。その中で同じ数のドリブルを成功させており、ドリブル成功率も17回仕掛けて11回成功の64.71%と高い。
リヴァプール戦ではDFフィルジル・ファン・ダイクを突破したことも話題となったが、すでにペペは個人で仕掛ける力があるとアピールすることに成功したと言っていい。あとは昨季リーグ・アンで22得点を決めた決定力を証明するのみ。アーセナルの新アタッカー大ブレイクの時は近い。
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