現在はラス・パルマスでプレイするぺドリ photo/Getty Images
ファティと同じ16歳
今季バルセロナに彗星の如く現れた新進気鋭のアタッカーであるFWアンス・ファティ。16歳ながらリーガエスパニョーラ第2節のベティス戦において同クラブ史上2番目となる若さでトップチームデビューを飾った同選手は、続く第3節オサスナ戦ではクラブ最年少ゴールを決めた。
しかし、バルセロナにはファティの他にも注目すべき16歳の選手がいる。今夏ラス・パルマスから獲得したFWペドロ・ゴンザレス・ロペス、通称ぺドリのことだ。現在は来夏までのローンバックという形でラス・パルマスでプレイを続けているぺドリ。ポジションはファティと同じ左ウイングで、今季はセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)においてここまで10試合に先発出場し3ゴールを挙げている。
そんなぺドリは現地メディアからの評価も高い。スペイン『MARCA』はこの16歳が第6節スポルティング・ヒホン戦においてペナルティエリア外からの強烈なハーフボレーで得点を決めた際、「ハリケーン」と称して若手FWを絶賛。『90MiN』もバルセロナのぺドリ獲得には満足しているようで、「ネイマール獲得失敗の完全なる慰めにはならないかもしれないが、大変興味深いサイン」と評している。
はたして将来、ファティとぺドリの同い年コンビをバルセロナトップチームの試合で見れる日はやってくるのか。メッシやスアレスに衰えが見え始めたとしても、バルサの世代交代は案外スムーズに完了することとなるかもしれない。
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