スラヴィア・プラハと引き分けたバルセロナ photo/Getty Images
リーガ、CLともに厳しい評価
もはやバルセロナはチャンピオンズリーグ、リーガ・エスパニョーラの両方で優勝候補とは呼びにくいチームとなってしまった。
リーグ戦では首位を守っているものの、アスレティック・ビルバオ、グラナダ、レバンテと早くも3敗を喫するなど不安定だ。
さらにチャンピオンズリーグでは5日のグループステージ第4節スラヴィア・プラハ戦をスコアレスドローで終えている。こちらもグループ首位には立っているものの、スッキリとしないパフォーマンスが続いている。
この現状に英『Standard Evening News』の評価も厳しい。今夏にMFフレンキー・デ・ヨング、FWアントワーヌ・グリーズマンを加えたことでチーム力はアップしているはずなのだが、チャンピオンズリーグでもリーグ戦でも優勝候補には挙げられないと評価されている。
「バルセロナはチャンピオンズリーグを制するのに十分ではない。もしかするとリーガもだ。昨季のアンフィールドでの敗北、スペイン国王杯・決勝ではバレンシアに敗れたが、クラブはバルベルデを信用した。それによってクラブは微妙な位置にある。陣容は夏にデ・ヨングとグリーズマンを加えたことで豪華になっているが、対戦相手がシャットアウトしてくるため、失望感は続いている」
チャンピオンズリーグ制覇へ頼れるのはFWリオネル・メッシだけといったところだが、さすがにメッシ1人の輝きで欧州制覇を成し遂げるのは難しい。同メディアは決勝トーナメントでさらなる悲劇を味わう可能性があると伝えているが、バルセロナは年明けまでに強さを取り戻せるだろうか。人員は揃っているだけに、何とか答えを見つけたいところだ。
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