ウルブズのトラオレ photo/Getty Images
他競技でも通用する身体能力
「まるでアメフトの選手のように走るね」
仏『RMC Sport』によると、ウォルバーハンプトンでプレイするMFロマン・サイスはチームメイトのMFアダマ・トラオレにそう話しかけたことがあるという。
トラオレといえば今季プレミアリーグで大きな注目を集めているアタッカーで、リーグ戦では4得点4アシストと印象的なパフォーマンスを披露している。
トラオレは以前からサッカー界を代表するスピードスターとして有名だったが、ただ速いだけではない。DFとのパワーバトルにも負けない鍛え上げられた肉体も自慢なのだ。ドリブルやシュートなどボールを扱う技術の方ではなく、アスリートとしてトップクラスの肉体の方に関心が集まっているわけだ。
サイスの言葉通りアメフトでもこなせそうな身体能力だが、実際にトラオレはアメフトの世界に勧誘されたことがあるというのだ。サイスがトラオレとの会話について次のように振り返っている。
「彼のことをジムやトレーニング後に毎日見ている。おそらくは密かに自宅にジムを持っているのだろう。トレーニングではバーベルもベンチプレスも全くしていない。アメフト選手のように走るねと彼に言ったのを覚えている。彼はバルセロナにいた時、NFLのチームがアメフトをさせようとしていたと答えたんだよ」
いかにトラオレの身体能力が高いかを示すエピソードと言えよう。トラオレとしてはサッカーの技術の方に注目してほしいはずだが、今は肉体の話題ばかりだ。
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