フランクフルトの鎌田 photo/Getty Images
ELがすっかりお気に入りの大会に
ブンデスリーガでは未だ無得点なのだが、フランクフルトFW鎌田大地がヨーロッパリーグでゴールを量産している。
20日に行われたザルツブルクとの決勝トーナメント1回戦1stレグで鎌田はハットトリックを記録し、チームを4-1の勝利へ導いた。
独『Hessenschau』は「カマダ・ショー」と絶賛しているが、フランクフルトの選手がヨーロッパリーグでハットトリックを決めたのはこれが初だという。まだ2ndレグが残っているが、フランクフルトはベスト16進出へ大きく近づいた。
独『Sportbuzzer』は「鎌田がザルツブルクを解体。ブンデスリーガでは得点を逃しているが、彼の中でヨーロッパリーグが明らかなお気に入りとなっていることを再び示した」と特集。「カマダ、カマダ、カマダ」とハットトリックを決めたサムライの名前を連呼しての大絶賛だ。フランクフルトがヨーロッパリーグで上位を目指すうえで、鎌田がキーマンの1人になるのは間違いない。
一方でザルツブルクに関しては、今冬にFWアーリング・ハーランドや南野拓実を失ったことで、フランクフルトと互角に戦える状況ではなかったと取り上げられている。チャンピオンズリーグ・グループステージでは見事な戦いを見せていたが、戦力がダウンした中でヨーロッパリーグ上位進出を狙うのは難しかったか。
フランクフルトは昨季ヨーロッパリーグでベスト4まで進んでおり、今季はそれ以上を目指したい。鎌田にはさらなる得点、そして同じく先発したMF長谷部誠にも経験を活かしてチームをまとめていくことが期待される。
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