マンCのジェズス photo/Getty Images
チームのために走れる
26日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグでレアル・マドリードと対戦したマンチェスター・シティは、エースのFWセルヒオ・アグエロがベンチスタートとなっていた。
代わりに先発を任されたのは、ブラジル代表FWガブリエウ・ジェズス。
10日間レアルのサッカーを研究したという指揮官ジョゼップ・グアルディオラは少々意外な11人をピッチへ送り出したのだ。
この策は当たった。ジェズスは同点弾&セルヒオ・ラモスを退場に追い込む大仕事を果たしたが、それだけではない。ジェズスはアグエロが持っていない運動量を存分に披露したのだ。
チームがピンチと感じれば自陣まで下がって相手を追いかけ、攻撃に転じれば再びスプリントを仕掛ける。このプレイエリアの広さはアグエロにない武器と言えよう。
英『Manchester Evening News』によると、ジェズスもチームを助けるために走るのは大歓迎とのスタンスだ。センターフォワードだけでなく、ウイングの位置でプレイすることも苦にしていない。
「パルメイラスのアカデミーから上がってきた時、僕はウイングのようにプレイしていたからね。そこからストライカーでプレイし始めたんだ。僕はチームメイトを助けるためピッチへ向かう。だから自陣へ戻ったり、得点を奪うために前線へ走ることは問題じゃない。
僕はチームメイトを助けないといけない」
得点力ではアグエロの方が評価されてきたが、ジェズスもハイレベルなストライカーなのは間違いない。アグエロとはタイプが異なる2番手FWジェズスを抱えているのは大きなプラスと言えよう。
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